備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

窯出ししたて

地震から今日で10日目。

「頑張る」という言葉は好きではないのだけれど、今頑張るべきは被災していない私達。

悲しんでいる時間があれば、その分被災地の方達に力を注ぐべき時です。

又、募金ももちろん最優先なのだけれど、日本のこれからの為にも経済活動は必要。

無駄な買いしめなどはもっての他ですが

毎日きちんと働き・生活し・経済活動を助けることも大事ですね。

これからも鳴瀧窯日記、いつも通りの毎日をつづっていきます。

そして最近はコメントして下さる方々が少しずつ増えてきて嬉しい限りです。

これからも末永く宜しくお願い致します^^

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少しずつ窯出ししていっているので今日は色々ご紹介。

まずは、個人的にも楽しみであったこちら。

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以前、白地(焼く前のもの)でご紹介したこのミニサイズのフタものは・・・

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予想通り、こんなに可愛らしく出来上がりましたよ!焼くと収縮で小さくなるので

更に可愛らしさが上がった感じです。フタの所の丸くヌケた感じも良く出ています。

そして、一番の課題&心配だった注文を頂いていた大物・・。

(コメントでもご心配いただきありがとうございます)

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ほぼ割れる事無く、綺麗に焼きあがりました!(写真は置物の龍たち)

型にいれて作るのではなく、ひとつひとつ手作りしているので焼くときに割れるリスク有。

しかし、ありがたい事に全て無事に出来上がっていてほっと一息です、

実際、注文を頂いているのは大壺に龍がからまっている状態のものなのですが、

それは又改めて公開させて頂きます!

そんなこんなで、今の窯のまわりはこんな感じで出来上がったものにうずまれております。

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ふたたび寒さが戻ってきている今日この頃・・。

窯の中もすっかり温度が下がり、またまた寒さの中での作業がはじまりました。

春のきざしもちらりと 窯の前の小さな梅の木。

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