備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

2009-01-01から1年間の記事一覧

師走の香り

先日 お世話になっているふるさと交流館にまたまたお邪魔してきました。 毎年恒例だというお祭り。 楽しみにしていたのはこれ。 餅つきです。 さすがに毎年毎年やってらっしゃるだけあって、手つきが鮮やか! 少しだけ私達も参加させてもらって餅をつかせて…

窯出しの後は

陶芸教室をやらせて頂いている、ふるさと交流館には電気の窯がある為 作品を生徒さんのものと一緒に時々焼かせてもらっています。 今回もいくつか作品が出来上がりました。 出来上がった作品。これでもう完成と言いたい所なのですが、 これから「摺り」とい…

花達

窯のくつろぎスペースが定位置のこの花入れ。 入れ口が小さいからか、意外と何を入れても様になる・・と勝手に思ってます。 近くの野の花とか しぶとくまだ咲いてます。秋桜。 ミニサイズなので置く場所を選ばないのも良い所。

空焚き終了。

3日間で空焚きは無事に終了しました。 ほぼ順調に温度は上がり、冷めるのを待って窯を空け中の棚板などを出していきます。 2日目。 バーナーを止め、薪に変更。ここからぐんぐん温度が上がっていきます。 窯の前も熱くなり、体の温度も上がってきます。 火…

晴れてセットになりました。

うちのいつものコーヒーカップ。 ※画像クリックすると大きくなります。使いまわし写真なので小さくのっけました・・。 今回新たにソーサーが焼きあがりました。 試作品でそんなに数は作っていないのですが、こちら。 シンプルな形なのですが、わざと粘土を少…

空焚き初日

いよいよ初日。 ガスボンベ5本を用意して準備完了。これだけ数があると何だか圧巻です。 焚き口にバーナーを差込み、点火します。 これで窯内部の温度を上げていきます。1000度以上にしなければいけない為、 一気に上げすぎずゆっくりと。最初はバーナ…

空焚き開始。

本格的な窯焚きは来年初め。 その前に、前の持ち主の方がずいぶん長く使っていなかったので、温度の上がり方など確認の為 作品などは入れず、空焚きというものをします。 といっても窯詰めが無いだけで後の作業は通常の窯焚きとほぼ同じ。 窯の外側を埋めて…

最近のヒット。

食後。 頂き物の白十字のケーキと、ミルクティー。 普段はケーキなぞめったに食べませんが、ひさびさの至福のひとときでした・・。 後ろにちらっと見えているのはミニ花入れ。ひょうたんの様な形が何ともいえません。 最近花に凝ってしまい、 といってもアレ…

再登場。

少し前に紹介したこちら。 又今回現れました。 知らない間に場所を変えこんな所に・・。 座ってます。 今回は大きめの場所。 今回はバターがまるまるひとつ入るバターケースの上に鎮座。 個人的には是非ともシリーズ化を希望しています。

いよいよ大物

いよいよ最後に残された大物を作っています。 (底まで手を入れなければいけない為、冬でも袖なし) 5キロ・10キロ・12キロ・20キロ・・・ 大きい壷、気力体力とも必要です。あまり実用性のあるものでは無い為、自由に出来る分 難しいのかもしれませ…

秋便り2

窯の裏山です。赤・黄がそろそろ目立ってきました 山は秋が一番見ててわくわくしますねえ。 窯炊きまで後2ヶ月ちょっと・・。 作り残しの無い様、ひたすら黙々作業してます。 今作っているのは、家でも定番中の定番のこちら。 ちょっと深さのある平皿です。…

秋便り

すっかり寒くなりましたね。 吉備津神社では見事なイチョウのじゅうたんが出来ていました。 天気も良く綺麗な黄色でしたーもう見納めかな? 手先の仕事には厳しいこの季節。 手水をお湯に変え、ストーブでかじかんだ手を温めながらの作業です。 葉型に型つく…

新作。

果物が美味しい季節です。 とても仕上がりが楽しみな新作を作っています。 厚めの板を細かく透かし彫り・・。 一体何でしょうか?何に見えますか? このまま壁にかけてインテリアとしても素敵だと思うのですが。 正解はこちら 備前焼鍋敷きです。 並べると何…

器達

すっかり寒くなりました。 コンクリ床の工房は真冬は寒くて凍えます。今からしっかり冬支度をしなくては。 しっかりストーブを出しました~。 本日は、今まで出来上がっている食器・作品を少しご紹介。※画像をクリックすると大きくなります。 抹茶碗 木の葉…

火襷

備前焼の象徴ともいえる火襷。 巻いたワラが焼けて、器に残り模様になるのです。 この、巻くワラなのですがそのまま巻くと固くて器に沿ってきちんと巻く事が出来ないため 手作業で一本一本柔らかくして行きます。地味に見えるこの作業が結構大変。 ワラを木…

コモノ

プロフィール画像にも使っている醤油さし。 うちでももちろん使っています。 右が登り窯で焼いたもの。左が電気窯で焼いた火襷のものです。 こうしてみるとかなり雰囲気が違いますね。火襷のものはワラの巻き方でかなり表情が変わりますし 登り窯のものはか…

おやつ と 食事

すっかり秋になりました。 というか、夏今年あったんですかね?というくらいのこの快適さ。県北では早くも紅葉が見られるとか。 スーパーではさつまいもがお手ごろ価格で並び始め、 作ってみました。 地味にひたすら芋を裏ごし→生クリーム・卵を加えてひたす…

追い込み中

窯炊きがどうやら来年の1月にはできそうです。 年末に向け、最後の商品作りに忙しい日々です。 いわゆる商品・・ではなく どちらかといえば作品といえる様なものを作ってます。 今は様々なデザインの花入れを作成中の様子。 これは・・ この様な花入れにな…

ラスト

先日(おそらく)ラスト秋刀魚を焼きました。 おなじみ20cm平皿と、火襷の長皿。 何回食べても飽きない 上に安い。 正に庶民の味方です!我が家では今年 かば焼き・パン粉焼き等色々アレンジして食しました が、やはり塩焼きが一番美味しく感じます。こ…

登場率

何て事ないものなのに、気づいたらこればっか・・って事ないですか? 何でも合わせやすいが故につい着てしまう服とか。 例えば何でも盛れるが故に登場率が自然と多くなっていた器とか・・ うちはこれ 少し深さのある平皿。(約20cm) 一見汁物はいけなさ…

体験教室

昨日は3ヶ月に一度の陶芸体験教室の日。 相生 ふるさと交流館にお供してきました。 本日は8組の生徒さん。 粘土を触るのが初めてという方もいらっしゃって、皆さん悪戦苦闘しながらもワイワイ作成中~ 1キロの粘土を使って、大きい作品を作る方、3つに分…

新作

没頭中 右端のものは・・ 何でしょうか? 実際使っている風景をお見せできれば一番早いのですが アクセサリースタンドです。 この伸びている枝の部分に リングをかけたりネックレスをかけたり・・ 小さなリングなど、収納に困る事がありますよね。 インテリ…

掘り出し物

現在ギャラリーで 来客時に活躍しているこのソファー 足のデザインとか ちょっと粗めの生地を使ったファブリックとか とてもイイ雰囲気で気に入っています。 こちら、お値段驚きの1脚¥2500 5脚購入したので計¥12500! 状態も良いしかなりの掘り…

定番。

休みの日の朝食は 定番フレンチトースト。 外で食べるフレンチトーストも贅沢でいいですが、家で焼きたてを食べるのも又格別。 うちでは大体メープルシロップorはちみつをかけて頂いてます。 たまーにホイップクリームを添えて・・。(これが絶品) 最近はミ…

新作

集中して作っていらっしゃるのはこちら。 新作のバターケースです。小物やアクセサリーをいれてもいいかなと個人的には思っております。 ご覧の通り、蓋に虎が座り取っ手になっているのです。 何故虎かというと名前の通りです。 なかなか名前に動物が入って…

大詰め

続々白地が増えています。(窯入れを待つばかりの器達) 写真の登り窯で焚く予定ですが、かなりの大きさのこの窯。 大量に作っておかなければ 置くスペースが余ると後悔する事に。。 かなり置き場所もいっぱいいっぱいになってきました ひとつひとつ 焼き上…

ごあいさつ

周りの方々に助けられ、2008年春 独立しました。 生まれ育った横浜を離れ 縁あって備前焼を生業にする事となりました。 ここ鳴瀧窯での日々 周りでのあれやこれやをつづっていきたいと 思います。 ・略歴・ 1977年 神奈川県横浜市生まれ 2001ー…