備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

かぶ

はや、2月も後半ですねー。「逃げる」「去る」とはよく言ったものです。

寒いのが大の苦手の私としては、またたく間に過ぎ去ってくれるのはありがたいのですが。

ちょっと前にいただいたかぶ。

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自宅で完全無農薬で育てているそうで、「そんなに大きくはならないけど、美味しいわよ^^」との事。

さて、どう料理しようかな・・?と考え、先日外でいただいたものがとても美味しかったので

かぶのスープを初めて作ってみましたよ~。

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五寸浅鉢:¥2800

作り方は、他のスープと同じで玉ねぎと一緒にかぶをコンソメスープで茹で、

ミキサーにかけて裏ごしし牛乳&生クリームでのばして完成です。

かぶは、他の根菜に比べすぐにやわらかくなってくれるので比較的短時間で出来ました!

たいてい漬物にする事が多かったのですが、多くいただくとなかなか食べきれないので

スープにするのはおすすめです!

さて、何度かこちらでも紹介させてもらっている竹細工職人である私の父。

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1年前くらいにもらったこのカゴは、毎日窯場にお弁当をいれて持っていってます。

型くずれもしないし、だんだんと飴色に変わっていく竹の風合いが好きです。

陶芸と竹、ものづくりという面では同じですがオット曰く

「色んな作業はあるけれど、作業場が一箇所で作れるのはうらやましい」との事。

 そう、陶芸は土も作り、ろくろを回し、更に窯で焼き・・とどうしても色んな場所が必要。

竹の場合は、基本的には竹を削ってヒゴを作り、それを編んでいくという行程です。

(竹は、基本山から切ってくるのでその作業は必要ですが)

うちの父も、自宅の一角のそう広くない場所に作業場を作り仕事をしています。

只、私の様な素人目で見てもこの「ヒゴ作り」は本当に細かく神経を使う作業!

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勿論全て同じ細さで作らなければいけないわけで・・。

あの青い一本の竹が人の手によってこんなに変化すると思うと色々感嘆するところがあります^^

下は、以前 雑誌「サライ」に載せていただいた時のもの。

こういった生活に溶け込むシンプルなかごを作り続けています。

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この青い色も、もちろん上のかごの様に色が変わってゆきます。