備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

意外な使いみち

窯焚き開始まで、後3日となりました~。

3つある焚き口のうち、1つはフタをしました、

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真ん中の部屋、レンガを積み上げフタをしてあります。

去年撮ったものですが、フタをしている最中の写真がありました、

なるべくすき間なくフタをしていくためにレンガを少し削ったり

合うサイズを色々探したりとフタをするだけでも、色々計算が必要となります。

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そこで、今年はこちらの表を見てフタをしていくのです。

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前回どのレンガを使ったか、どの位置に置いたかを全てメモし記述しておいたもの。

これにより、今年はこれを見ながらこの通りにフタをしてゆけば、

ぴったりと収まるというわけです。

レンガを積んでただフタをするものと思っていた私・・・。

翌年からの作業を軽減するためにも、こういったものが必要なのですね!

3つある部屋全ての部屋を、こういった風にフタをしてゆきます。

さて、こういった皿を作る際に必要な「石膏型」

もともとあった石膏型を削り、目的のかたちにして使用します。

CIMG1901.jpg

石膏を削る際にやすりを使うのですが、大まかに削る際の金属性のヤスリ、

何かお手頃なもので代用は出来ないか・・・?

と、色々探していたところ、意外なものが使えることを発見。

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この大き目の穴(?)が削りカスも詰まる事なくいい仕事をしてくれます。

これ、何だと思いますか?

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実は「チーズおろし器」なのです(by100円均一)。

取っ手がついている為力もいれやすく面も大きい為、金属ヤスリよりも削り易いかも?

陶芸家で、型を使っているみなさまはどんな方法を使われてますか~?