備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

龍(つづき)

前々回の記事でご紹介したこちらの大壺。実はセットになっているものが。

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上に蓋としてこれがついています。

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こちらをセットすれば又違った雰囲気に。

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結構な高さが出るので、迫力が増します。

こちらの蓋は単品として、置物として飾っていただいてもいいかと思います。

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あまり「蓋」っぽくない感じなので違和感はありません。

今回幸いにもこれらの大壺、ヒビ等がはいったのはわずか一点だけだったのですが

何せつくりが細かい為、焼きあがるまで少し場所を移動するだけでも大変気を使いました。

何点かは、電気の窯で一回素焼きをしてから本焼き(登り窯)をしたもの。

電気の窯は、普段陶芸教室をしている片道一時間くらいのところにあるので

この大きな壺を車に乗せて運びます!

勿論、誰かひとりは壺を支えていなくてはいけないので

助手席に居座った壺を後ろから手で支えるという寸法です。

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どこかがかすかに当たっても、欠けたらアウトなのでゆっくりゆっくりの運転です。

舗装の悪い道路なんかはもう勘弁してという感じでした・・。

そんな困難(?)も無事にくぐりぬけ立派に焼きあがった大壺達。

素敵なところに、お嫁にいってもらいたいものです。