備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

大阪にて~

先日、大阪・難波にて

漆器作家 箱瀬淳一さんの「漆の会」におよばれして2人でお邪魔してきました。

漆宝堂主宰でやられているこの会は、

作家さんと私達が直接お話をしながら製作時の事なんかをお聞きして

その後、作られた器に盛られた食事をいただき、

お部屋に展示されている器を見せて頂くというスタイル。

ご本人から直接お話をお聞きするのもなかなか無い機会ですし、

またその後プロの方が作られた料理・盛り付けを堪能出来る贅沢な会です。

個人的に私はお会いするのは初めて(オットは2度目)

漆器がいかに沢山の方が関わって作られているかに改めて驚き・・

各過程の道具を作る専門の方がいらっしゃって、

その方がいないと仕事が成り立たないとの事。

また、その道具も自分に合うものを見つけるのはそう簡単では無い事。

実際にもとの木地~道具まで実際のものを見せて頂き

その繊細さや製作スパンの長さにただただ感嘆・・。

また、素晴らしい蒔絵の漆器を真近に見る事が出来、

一日中見ていたい程釘付けになりました。

備前焼も、やきものの中では製作工程が細かいものではありますが

漆器とはまたずいぶんと違うなと感じます。

個人的には、もうすぐ子供が出来る身として

「小さいからといって、樹脂の器で食事させるよりも漆器の良いものを与えてほしい」

というお話が印象的でした。

人工的な樹脂やプラスチックと違い漆器は天然素材、

噛んでしまっても全く問題ないからだそう。

確かに何が入っているか分からない合成素材、何も分からない子供に与えるのは不安。

「落としても割れないから」と粗雑に扱う事も少なくなるかもしれません。

実は、オットに子供用の小さな備前焼の器セットを作ってもらおうと思っている私。

それに是非漆器も加えたいなと思っています^^

美味しい料理に、貴重なお話・・

かなり充実した濃い時間を過ごす事が出来ました!

今回、日帰りで何かとバタバタとしていたので

大阪を満喫までは出来なかったのですが

それでも帰りになんばパークスをぶらぶらとして帰途につきました。

ダブルデイにてとってもツボな裁縫箱を発見してしまいました!!

specialitem.jpg

(画像はダブルデイのサイトからお借りしました)

3段になっていて、それぞれ横にスライドします。

足付きなのも黒い止め具も全てが好み、

可愛くないのはお値段のみ2万円強。

本気で、作ろうかと目下考え中です。

ちょうど春場所中だったので、

初めてお相撲さんが歩いているのを近くで見る事が出来て幸運でした^^

またゆっくり来ます、大好きなOSAKAへ。