備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

棒だら

ご存知北海道・東北を代表する保存食、棒鱈。

タラを日持ちさせるために、

1~2ヶ月かけてその名の通り「棒」状に天日で乾燥させます。

ラジオで棒鱈の話題があって、

にわかに芋棒(海老芋と棒だらを煮込んだ京料理)を作りたくなったとのオット。

ちなみに私は食べたことすらございません。

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骨!?

釘が打てそうな程カチカチのぼうだら、これを

5日~1週間ほど毎日水を変え戻すのだそうです。

クリスマス後くらいから戻す作業をはじめ、

(何しろ固いのでカットはのこぎりでギコギコとやってらっしゃいました)

ちょうど大晦日の前日に煮込み作業をし、ダシ・醤油等で味付け

別に煮込んでいた里芋を加えて

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昨年の大晦日、年越し蕎麦と一緒にいただきました!

はじめて食べる棒だらはこれだけ煮込んでもしっかりした食感が残り

天日干ししている故、タラの旨みがぎゅーと詰まってます!

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一緒に煮た里芋が、また絶品でございました。

海老芋はこちらではなかなか売っていません~残念。

くせが無いのでもう一口・一口・・と箸がすすみます^^

しかし、干物といい日本人は色んな事を考えますよねえ・・感心。