備前焼 鳴瀧窯 日々の記録

備前焼鳴瀧窯narutakiの暮らしと日常です

製作中 つづき

先日、この記事で紹介していたつながりで、ただいま大壺を製作中です。

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(均等に乾燥させる為、ろくろを低速度でまわしています)

この様な大きなものは一気にひく事ができない為

※作っているうちに形が崩れてしまう可能性がある。

半分つくってある程度乾燥させ、上に土を足し製作します。

この壺と、先日の記事で紹介したものがどんな仕上がりになるのか・・?

まだまだ先は遠いですが、楽しみです!

さて、日曜日ははるばる東京&大阪から、お客様が来てくださいました!

4人の女性にかこまれ、ろくろをする安藤先生。(オット)

「スゴイ!」「さすが!」と褒められているのを見て、私も日頃を少し反省・・笑

(見慣れてしまっているもので・・)

4方それぞれ、とても素敵な器が出来上がりました~

ろくろが初めてとは思えない立派な仕上がりです。

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焼き上がりがとっても楽しみです^^

又、他県から来ていただいて色んなお話が聞けるのは、私達もすごく嬉しい!

あっという間の数時間でした。

また、いつもこのブログを楽しみに見て頂いているとの事、

家族以外で、直接感想を聞けたのが初めてだったのでとても嬉しかったです。

これからも、出来るだけ「備前焼」を、分かりやすく伝えていけたらなと思ってます。

この場を借りて、遠いところから本当に ありがとうございました

ここで、焼成時の収縮率についてのお話。ご存知の通り、焼くと少し縮みます。

備前焼の場合は焼くと約2割縮みます。

なので、「少し大きいかな?」と思うくらいで丁度良いのです。

向付(角)を例にとって、白地(焼く前のもの)と並べておいてみました。

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右が焼く前のもの。こうしてみると、ひと回り位小さくなっている感じがしますよね。

大きく作ったつもりが小さくなったりその逆もあったり。

焼きあがらなければ、なかなか分からない所も

また、焼き物の良いところなのかもしれませんね。